たまには、こんな日も。

先日、家族が風邪で寝込んでしまいました。
ですが、どうしても必要なものがあるらしく、私が買いに出ることになりました。

必要なのは三角巾とエプロン。
何でもアルバイトに必要なのだそうで。
近くの衣料量販店へ行き、丁度良さそうなものをみつくろいました。

それを持ってレジへ行こうとした時、たまたま近くにいた女性が目の前でふらりと倒れました。

危ない! と感じた次の瞬間には反射的に体が動き、
女性の体を受け止め、支えることに成功。

女性は軽い貧血を起こしたとのことでしたが、怪我もなく無事でした。

随分丁寧にお礼を言われ、赤面しながら買い物を済ませ、
乗ってきた自転車に再びまたがり、家路につきました。

その途中、杖をついたお爺さんが見えたのですが、
歩き方のペースがだんだん速くなっていき、ふらふらし始めたので、
何だか危なっかしいなと思い、声をかけようと自転車を停めました。

すると、お爺さんは歩調を崩し、危うく転倒しそうに。

また反射的に体が動き、お爺さんの体を支え、「大丈夫ですか!?」と声をかけると、
足腰が弱っていて、時折このように転んでしまうのだという返答が。

そのまま歩いて帰宅させるのは不安だったので、一旦お爺さんを歩道の端に座らせ、
近くの酒屋さんに助けを求めに行きました。

店員の方はすぐに事情を察してくれたらしく、
配達用の車でお爺さんを送っていってくれることになりました。

店員の方とお爺さんを車まで乗せると、それを見送り、
今度こそ帰宅しようと、また自転車に乗りました。

その途中、今度は見知らぬお宅の前で、お婆さんが座り込んでいました。
見捨てて置けないので声をかけると、その家はお婆さんの家らしいのですが、
庭の手入れをしていたら腰を痛めてしまったとのこと。

お婆さんに肩を貸し、玄関の中まで何とか運んだ後、
家の中に誰も居なかったので、その後のことが不安にもなり、
お婆さんの了解を得て、電話を借り、息子さんに連絡しました。

お婆さんは「ご親切にありがとうございます」と言ってくださったのですが、
何だか出すぎた真似をしたかなぁと、気恥ずかしく。

その後、無事に家にたどり着き、家族に品物を渡すと、
「寒い中ごめんね。ありがとうね」とお礼を言われました。

その日は何というか、「人助けの日」だったのかな、と後になって思いました。

たまには、こんな日も。

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